Environment 環境
当社の環境方針
伊藤忠丸紅鉄鋼では、“青い地球と経済成長の両立を図る企業活動”を行うべく、地球環境保全、汚染の予防、環境法規制等の遵守、環境リスクの把握と対応のため、「環境方針」および「環境管理規程」を定めるとともに、その適正な実施のための環境マネジメントシステム(EMS)を構築しています。 ISO 14001は、環境への影響を効果的に管理するためのEMSの国際的規格であり、当社は2001年の会社設立以来ISO 14001認証を維持しています。地球温暖化に真摯に向き合い次世代に良い環境を残すため、EMSに取り組むことがあらゆる企業に求められる中、ISO14001規格に則ってEMSを運用することにより、環境面のみならず経営の仕組みとして積極的にこれを活用しています。



気候変動への取り組み
「より豊かな社会の実現」をビジョンに掲げる当社にとって、気候変動は、数多ある社会課題の中でも特に取り組むべき問題であり、また当社がこれまで培ってきたノウハウやネットワークを活かして貢献できる分野であると考えます。
GHG排出量中間削減目標
当社グループは、2050年カーボンニュートラル達成に向けて、Scope 1・2 GHG排出量中間削減目標を「2030年度までに2020年度比50%減」と設定しました。これは、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して1.5℃に抑えることと整合する科学的根拠に基づいた目標であり、脱炭素社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。
2021年度GHG排出量
2021年度は、以下の通り算定を実施し、当社グループの Scope1・2 GHG 排出量は67,458t-CO2となりました。
算定結果
scope1 | 11,034t-CO2(前年度比 +12.0%) |
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scope2 | 56,424t-CO2(前年度比 -18.9%) |
scope1・2合計 | 67,458t-CO2(前年度比 -15.1%) |
算定範囲
対象:228拠点 (全25か国・82社)
期間:2021年4月~2022年3月

脱炭素社会・循環型社会の実現
当社では、様々な需要家・業界で使用されている鉄という素材を通じて、グリーンインフラ・環境対応車普及・CCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage)といった分野への貢献を目指すとともに、産業構造の変化に伴う本質的な課題にまで踏み込み、付加価値の高いソリューション提供に取り組んでまいります。